コラムColumn

  • HOME
  • コラム
  • 半年後に届いた、不動産取得税の通知書から考えること
2025/12/26

半年後に届いた、不動産取得税の通知書から考えること

先日、半年前に決済を終えたお客様の不動産取得税の通知書が、弊社に届きました。これは、弊社が買主様の納税代理人として登録されているためです。不動産取得税は決済後すぐではなく、数か月たってから突然やって来る。まるで「忘れた頃に現れる日本の礼儀正しい請求書」といったところでしょう。

 

私はいつも台湾のお客様に、「日本で不動産を買ったら、絶対に忘れてはいけないことがあります」とお伝えしています。それは何か。立地でも利回りでもなく――税金です。不動産取得税、固定資産税・都市計画税、賃貸収入があれば所得税、そして売却益が出れば譲渡所得税。日本の不動産は魅力的ですが、税金はフルラインナップで待ち構えています。逃げ切れる種目は一つもありません。

 

通常、このような納税管理は日本の税理士に依頼するのが一般的で、当然ながら年間の管理報酬も発生します。ただ、私自身は「この程度のことはアフターサービスとして対応してもよい」と考えています。無料で納税管理人を引き受け、お客様が安心して日本不動産を保有できるなら、それは会社として自然な姿勢だと思うからです。

 

今回のお客様も、数週間以内に来日予定があり、すぐに支払い対応をしていただけそうです。その結果、滞納の心配もなく、非常にスムーズに進みます。仮に自分が海外で不動産を購入する立場だったら、現地の法律や税制をすべて理解するのは至難の業です。そんな時、現地の専門家が伴走してくれるのは本当に心強い。

 

商売は目先の利益だけでは成り立ちません。契約が終わってすべて終了、ではなく、その後も続く長いお付き合いこそが信頼だと私は考えています。