コラムColumn
世界基準で見ると、東京不動産は「まだ高くない」
みなさん、こんにちは! 先程ニュース見まして、なんと世界の都市総合力ランキング(GPCI-2025)において、東京はニューヨークを抜き、初めて世界第2位となりました。文化・交流、居住環境、交通インフラなど幅広い分野で評価され、東京が世界有数の都市であることが改めて客観的に示された結果です。
確かに、現在の東京の不動産価格は上昇局面にあり、「高い」と感じられる場面もあります。しかし、ロンドン、ニューヨーク、パリ、シンガポールといった世界主要都市と比較すると、都市規模・経済力・治安・インフラ水準を考慮した東京の不動産価格は、依然として割安な水準にあります。
東京の最大の強みは、観光需要だけでなく、優秀な起業家・ビジネス人材・グローバル企業が継続的に集積する実需型都市である点です。 金融、IT、スタートアップ分野を中心に人材流入が続き、それが長期的に安定した住宅・オフィスの賃貸需要を生み出しています。この構造により、東京の不動産は賃料の下振れリスクが比較的低く、安定したインカムゲインが期待できる市場となっています。
大阪や福岡といった地方中核都市も成長していますが、市場規模、流動性、国際資金の受け皿としての機能において、東京は依然として別格です。重要なのは「価格が上がったかどうか」ではなく、世界水準で見て妥当か、そして将来にわたって需要が持続するかという視点です。
世界都市ランキングが示す通り、東京は今後も人と資本を引き寄せ続ける都市です。不動産投資においても、東京は引き続き安全性・安定収益・資産価値維持の三拍子が揃った、極めて合理的な投資先と言えるでしょう。 |


