コラムColumn
麻布台ヒルズ、ついに完成。35年の時を経て生まれた「新しい都心」
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麻布台ヒルズ周辺
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10月29日、森ビルが35年以上をかけて進めてきた大規模再開発「麻布台ヒルズ」がついに完成しました。計画の始まりは1989年。都心の真ん中に新しい「緑と共生する街」をつくる構想から始まり、東京タワーの北側約8.1ヘクタールにわたる街区が生まれ変わりました。
エリアの中心にそびえるのは、地上64階・高さ約330メートルの「麻布台ヒルズ森JPタワー」。日本一高い超高層複合ビルであり、オフィスや商業施設、ホテル、そして高層住宅「レジデンスB」などが一体となった都市型複合施設です。このレジデンスBは970戸を備え、家具付きサービスアパートメントから分譲・賃貸住宅まで幅広く対応。再開発地の権利者約300名も入居し、街づくりと共に暮らしが動き始めています。
今回、南北線「六本木一丁目駅」と日比谷線「神谷町駅」をつなぐ地下通路も開通し、雨に濡れずに両駅を行き来できるようになりました。これにより、街全体の回遊性が大幅に向上。オフィスワーカーや居住者、観光客が快適に行き交う新しい都市動線が整いました。
森ビルはこれまでも六本木ヒルズ、虎ノ門ヒルズといった大型再開発で東京のスカイラインを刷新してきましたが、今回の麻布台ヒルズは「ヒルズの集大成」とも言える存在です。「建物が完成して終わりではなく、この街を育てていくことが使命」と森ビルの担当者が語るように、今後は地域と人をつなぐ「生きた街」として成熟していくことが期待されます。
麻布台ヒルズの誕生は、不動産価値だけでなく、都市生活の質そのものを変える出来事です。都心再開発の未来を象徴するこの街が、今後どのように成長していくのか、注目に値します。 https://www.azabudai-hills.com/ |
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